ロックダウン後、大学施設、美術館・博物館等が一斉にクローズし、寂しい日々が続きましたが、少しずつ大学施設や美術館が再オープンし始めました。
オススメスポット①
King's college chapel
ステンドグラスが美しくケンブリッジでは最大級のChapel。
ケンブリッジ大学の歴史についても学ぶことができます。
現在は事前予約制で、インターネットから予約をする必要があります。
ご参考
https://www.kings.cam.ac.uk/visit/opening-times
カレンダーの中に、ticketというボタンがあるので、そこから予約ができます!
室内はマスク必須です。
入口が通常と異なり、正門ではなく、Clare collegeの隣の門から入るので、当日は余裕を持って行った方が良さそうです。
オススメスポット②
Fitzwilliam museum
ケンブリッジの有名な美術館で、地下〜2階まで美術品が多数あります。
モネなど、有名な方の作品もありますし、それ以外でも、絵画、陶器、石像、アンティーク家具や、世界各国の品がバラエティ豊富に陳列されている為、何時間いても飽きません。
現在は事前予約制で、インターネットから予約をする必要があります!
室内はマスク必須です。
ご参考
https://tickets.museums.cam.ac.uk/events
オススメスポット③
The Heong Gallery
上記に比べると、かなり小規模ですが、個人的にオススメなのが、現在The Heong Galleryで展示されている「ケンブリッジ大学・カレッジのアートから見る女性のあり方」についての展示会。
ケンブリッジ大学は、イギリス内の大学で最後に、女性の大学入学を(正式に)認めた大学なのです。
初めて女性がケンブリッジ大学の学位を受けられたのが、1948年。しかし学位を与えるか、また、カレッジで女性を受け入れるのかといった判断であった為、すべてのカレッジが女性の受け入れを認めたのは1980年です。
1980年というと、つい最近のように感じます…驚きです。
そして、その最後の方にようやくacceptしたカレッジの一つが、このDowning collegeなのです。
Downing collegeの創設者の一人であるLady Downingは、肖像画がダイニングホールに飾られていることもありましたが、飾られた当時は、学生が食べ物を投げつける対象としていたくらい、女性に対する反発が大きかったそうです。
勿論、今は全く異なり、Downing collegeでは女性の教授が多く在籍しており、Gender Equalityについて多く議論し、その必要性を発信しております。
そして、その中でもこのギャラリーを運営されているDr PrasadもGender Equalityについて向き合い、ケンブリッジ大学からの視点で発信していきたい、という思いから、今回のギャラリーが開催されることになりました。
もともとはロックダウン前から開催されておりましたが、ロックダウンに入り、展示の中断を余儀なくされました。
それが形を変え、virtual tourとして映像で発信され、我々がいつでも見られるようになり、今回、待望の再オープンとなったのです!
こちらには、Lady Downingの肖像画だけでなく、女性のために作られたcollege、Girton collegeやNewnham collegeの女性の作品、そのほかのカレッジからも作品が出店されております。
作品を通して、作品の背景、歴史を知ることができ、時代の変化を痛感するとともに、まだまだ変わらなければいけない部分の多さも感じました。
virtual tutorもまだアップロードされておりますので、気になる方はこちらもご覧ください。
予約方法についても、下記のリンクにございます。
https://www.dow.cam.ac.uk/cultural-life/heong-gallery/we-are-here-women-art-cambridge-colleges
こちらは、現在closeしているDowning college内で行われており、予約された方のみ入場できます。(ギャラリー以外の施設への立ち寄りは禁止されているのでご注意ください。そのほか注意事項が記載されておりますので、ご確認ください。)
現在は、土日のみの運営です。
こちらも事前予約制で、インターネットから予約をする必要があります!
室内はマスク必須です。
これからまたオープンするところも増えてくるかと思いますので、気になる場所があればネットで要チェックです!