オックスフォードへ1泊2日の旅をしてきました!
今回の目的はChrist Church College等のオックスフォード大学のカレッジ巡り♬
ロックダウン中はcloseしていたChrist Church Collegeですが、先月から事前予約での見学が可能になりました。
オックスフォード大学は、「大学で街が形成されている」と言われているだけ合って、どこを見渡してもカレッジ!のように感じました。そして、カレッジ一つ一つの規模が大きい気がする。塀が高いのも一つ要因かな?
(ケンブリッジもKing's college周辺は密集しているものの、そのほかの場所は比較的分散してるかと思います。塀はオックスフォードほどないかと思います。)
建築物もどこかケンブリッジ大学と違って、その違いをとても楽しめました。
さて、Christ Church Collegeですが、予約の15分前までに指定の場所に集合します。
休日でしたが、参加者は我々含め3組、6人。加えて、ガイドの方がついてくれます。
ダイニングホールの手前にある階段は、ハリーポッターの映画で使われた撮影地。
こちらは見覚えがある方も多いのでは?
そして、ダイニングホール。
よく、ガイドブックでこちらがフォーカスされていらのをみます。
あくまでこちらのダイニングホールは、ハリーポッターのホグワーツ学校のダイニングホールのモデルとして参考とされたものです。
ガイドの方のお話によると、当時、撮影地として検討されたものの、映画制作者の方はもっと大きいダイニングホールを想定された為、ダイニングホールのシーンはスタジオで撮ることになったそうです。
ちなみに、これはオックスフォード大学の学生から聞いた話(その方は現地でガイドもされている)ですが、もともとハリーポッターのロケ地はケンブリッジ大学になる予定だったそう…!
ただケンブリッジ大学との交渉中に、ケンブリッジ大学が撮影を有償で行う前提とした一方、オックスフォード大学が無償で引き受けるといったオファーを出したことで、オックスフォード大学で撮影が行われることになったそうです!
映画化からすでに10年以上経ちますが、いまだに根強い人気のハリーポッター。
オックスフォード大学でも外でも、ハリーポッター関連商品は多いし、Christ Church Collegeしかり、ハリーポッターの撮影地が見たいと、観光客が殺到しており、経済効果はかなり高かったのではないでしょうか。
ケンブリッジ大学としては、逃した魚は大きかった?
一方で、観光地化すると、賑やか過ぎる街にもなってしまうので、そこは一長一短なのかもしれません。
さて、話は逸れました。
Christ Church Collegeには沢山肖像画が飾られております。
有名なのが、不思議の国のアリスの作者。
この方は実は数学者で、友人のお子さん宛に書いた物語を後に出版して、ベストセラー作家になられたそう。
(ケンブリッジ大学でもTrinity College卒業、くまのプーさんの作者も数学者でした…数学ができる方は文学もできるのか…と文系の私としては羨ましい限りです)
また、個人的に気になったのは、女性の肖像画。
現在、こちらのダイニングホールには、オックスフォード大学関連の方で女性の肖像画は1枚しかありません。
こちらは、Christ Church Collegeで初めてフェローになった女性。
「OFFICIAL STUDENT」と記載されておりますが、大文字で記載されている場合は、カレッジ卒業生であり教授であることの意味だそう。
ケンブリッジ大学でも、フォーマルホールに飾られる女性の肖像画は少ないですが、オックスフォード大学でもまだまだ少ないのだな、と思いました。
ケンブリッジ大学ではGender equalityの観点から、女性の肖像画を増やすべき、と議論されることが多々ありますが、オックスフォード大学でもそういったムーブメントが起こっていく(起こっている)のでしょうか。
そういった意味では、私たちも変えて行こうという意識を持ち行動していかなければ、と感じました。
お庭に移ると、また絶景。
天皇陛下が寄贈された鯉が泳いでるそうで、見つけられたらラッキーです♫
カレッジ寮
図書館
カレッジは合併を繰り返していたせいか、各区分けがあり、それぞれが独立しているようにも見えました。
カレッジの中でも建物の建築方法が異なる為、見ていて楽しめました!