イギリス・ケンブリッジ1年生活記録

ケンブリッジに1年間住んでみた気付き、感想を載せていきたいと思います

オックスフォード/ケンブリッジ大学のサマースクールに参加した感想

※コロナの影響で、利用している民間機関が通常とは違う運営をされていることを、あらかじめご理解いただけますと幸いです。

 

ケンブリッジ大学のサマースクール(運営By大学の機関ではない民間機関)に申込、このコロナの影響で、いざこざがありましたが、サマースクールはとりあえず開催され、無事!?修了しました。

今回だけかと思いますが、2週間のプログラムのうち、1週間はケンブリッジ大学の教授が、もう1週間はオックスフォード大学の教授が授業をし、Certificate(修了証)はオックスフォード大学のOriel collegeが発行するというプログラムとなりました。

 

 ここでは今回参加したサマースクールについて感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

1. 利用した民間機関

もともとはCambridge summer instituteのMagdalene collegeのSummer programに申込をしていました。この機関の大本はCBL internationalという会社で、このプログラムのほかにオックスフォード大学のOriel collegeのSummer programも運営しています。

今回は、Cambridge summer instituteのSummer programが事実上のキャンセルとなり(運営元はキャンセルとは記載せず)、上記プログラムの申込をしていた私は自動的にオックスフォード大学のプログラムを受講することになりました。なので、結果的に利用した利用機関はOxford summer instituteでした。 

 

2.コースの内容

本来であれば、2週間~の対面教育のプログラムでした。

今回はコロナの影響で、対面教育不可となり、学生側も渡航制限がかかったことから、オンラインコースへ切り替え、という判断になりました。

国際関係や、英米法、ビジネス、アート、医療などのコースから1つを選択し、毎朝3時間授業を受けるというものでした。

午後は、Evening talkやアクティビティ等が用意され、本来であれば、CollegeでのFormal dinnerやPanting、Panting、大学内・オックスフォードorケンブリッジ・ロンドン観光ツアー等が企画されていました。

今回は、全てオンラインへ移行したことにより、朝の授業はライブストリーミング形式でZoomで行われました。こちらは出席がとられ、Certificateの取得に影響します。(出席率90%以上が求められる。)

午後のEvening talkについては最初の1回の授業を除き、全て録画。一応、授業の参加時間が決まっているのですが、別に出席は関係なさそうでした。

そのほかアクティビティ(Formal dinner、Panting、キャンパスツア―等)は、録画された動画を視聴する、というものでした。

 

3.タイムスケジュール例

詳細は民間機関のHPを確認いただければと思いますが、ざっくり以下の通りです。

月曜~木曜

9:00~12:30   授業(休憩あり)

13:30~15:00    Evening talk

17:00~     アクティビティ

 

金曜

9:00~12:00   ディスカッション・テスト

13:30~15:00  アクティビティ、(最終日)セレモニー

 

 

4.クラスメート・授業の雰囲気

今回私は経済のビジネスの授業をとりましたが、Zoomでリアルタイムに参加しているクラスメート26人中私以外の全員、25人が中国人でした。

いやーこれには驚きました。もともとの主催者の説明ではアメリカからの参加者もいると記載があったのですが、、、もしかするとイギリス時間の朝の9時はアメリカの深夜なので、参加が困難だったのかもしれませんが…この真相は闇の中です。

(来年度のサマースクールに切り替えも可能だったので、そちらに切り替えた可能性もあります。)

 

授業の雰囲気ですが、基本先生以外はビデオ・マイクの参加なし。

Zoomのトップ画を変えられますが私以外誰一人と顔写真を公開していないので、性別も分からず。笑

誰も授業でマイクを利用せず、質問があるときは、チャットボックスに書き込む方式。まあ、これは自然とそうなってしまって、その形式が定着してしまったのかもしれませんが。TAも特に何も言わなかったので、そのまま2週間が過ぎました。

なので授業中のアウトプットはほぼなし。

インターネット環境に左右されるので、ビデオ・マイクの利用は極力避けたいという思いもあったのかもしれません。。。

また、オンライン授業あるあるですが、ライブストリーミング形式の授業では先生側の電波が悪く、授業が聞こえないというのが数回ありました。

先生の熱が入っていると10分程度気づかないなんてことも、、、まあ、気づいてくれた時は元に戻って説明してくれるので結果オーライですが、そんなトラブルもありました。

 

金曜日の最初の1時間半だけ、ディスカッションのクラスがあり、先生・生徒と学んだことに関係するトピックについてディスカッションを行いました。

この際、中国から参加している学生の一部は、電波が悪いからか?、Zoomミーディングに参加しているものの、先生から発言を求められた際や、ブレークルームを使用したグループディスカッションでは顔出しなし・音声なしの人がちらほら。

また、全体でのディスカッションでも、アジア人特有の恥ずかしさからか、先生からボランティアを求められても誰も発言しない、なんて状況もありました。

私も最初は躊躇しましたが、これでは学費がもったいないと、途中で吹っ切れ(どうせ2週間後はこのメンバーと顔合わせすることは一生ないし)、文法間違えようが、答えがトンチンカンだろうが、とにかく発言しまくりました。笑

・・・欧米系の先生の良いところで、人の発言を根元から否定しないところも相まって、おかげで最終日の最後の方には少し英語に対するConfidenceが生まれたなと思います。

 

5.サマースクールを終えての感想

唯一良かった点としては、ケンブリッジ大学・オックスフォード大学の先生から直接授業が受けられたということ。それも、実際に各大学で使用しているカリキュラムを基に授業が行われたため、かなり難易度が高く、学術的な学びとしてはとても多かったです。授業料に対する価値をどこまでおくか、という所は議論の余地ありですが、サマースクールに参加する要件が低いのにも関わらず、オックスブリッジの授業が受けられる、というのは良い意味でここのプログラムの特徴だと思います。

 

一方でのデメリット。

今回、参加者との接触がほぼできず、期待していたアウトプットの向上(主にスピーキング)がほぼできなかったのは非常に残念でした。

個人的には、それでも友達を作りたい、と思い、授業中プライベートメッセージで何人かと会話し、どうにかアウトプットの時間を確保しました。(それでもメッセージ上でのチャットがやっとでした・・・)

中国人の子たちは日本が好きだよ~と色々話題を提供してくれて、いい子たちでよかったです。

なぜ今回中国人の参加が多かったのか、気になって本人に聞いてみたところ、学校のプログラムの一環でサマースクールに参加することが必須科目となっており、こちらはもともと学校が選んだプログラムだったとのこと。

この民間機関は上海にもオフィスがあり、学校と提携し、サマースクールをあっせんしているようです。

 

今回の異例な事態での顧客対応は過去に記載したので割愛しますが、今回のオンラインコースはもともとの対面のサマースクールと費用が変わらないことに加え、2週間のプログラムの中でも失望することばかりでした。

特に、初日のオリエンテーションでは今回のプログラムについてオックスフォード大学の関係者の方からも説明がありましたが、その中で「これからRecepcionがカレッジの綺麗な中庭であるから、楽しんでね」「このプログラムの最後には、Formal dinnerがありますよ!」なんて軽快に説明していました。

・・・出来るなら参加したかった。そう、そのビデオは過去からの使いまわしだと思われます。(でなかったら、悪意でしかない。)

 

海外留学でサマースクールを期待していた学生に向かって、かなり失礼だなと思いました。

時間はあったんだし、それぐらいビデオを差し替えようよ、と思いました。

 

それ以外にも、授業での学生のやりとりのなさ、Zoomの授業が終わると学生と一切交流ができない(Zoomのストリーミング授業が終わると、自動的にChatボックスも消滅する為、授業中に学生と連絡先を交換しないと、その後の交流につなげられない)、アクティビティのビデオ内容はYoutubeでも取得できるレベル(むしろYoutubeの方が映像編集されているのでみやすいことも)等、言ったらキリがありません。

 

100歩譲ってオンラインコースのメリットとして、授業を後からでも見返せることができる、ということはあってもZoom linkの保存期間は2週間のみで、ダウンロード等は禁止されました。

ダウンロードをした場合は法的措置にでる、と説明を受けました。

まあ、これは欧米式の注意文言ではあるものの、こちらとしてはサービスを勝手に差し替えられた挙句、全額返金を認めないという姿勢を訴えてやりたいと何度思ったことか。(言う直前で、自分を制止。返金自体が認められない、という事態を避けたかった。)

 

長くなりましたが、今回思ったこととしては、サマースクールの運営機関はよく選ばなければならないなということ。

やはり大学の公式のサマースクールは、価格も妥当だし、内容もしっかりしている。今回一部のオンラインでサマースクールを実施していたようで、そちらに参加すればよかったなと思いました。 

 

不幸中の幸いにも、授業はとても丁寧に教えられ(非ネイティブ用にゆっくりしっかり話してくれる)、内容も面白ものもありました。まだ、録画の保存期間は残っているので、しっかりと復習して、自分のリスニング力の糧にしたいと思います。