イギリス・ケンブリッジ1年生活記録

ケンブリッジに1年間住んでみた気付き、感想を載せていきたいと思います

イギリスに来る前の仕事について~休職vs退職

イギリスに来る前は、日本で企業勤めをしていました。

このイギリス行きが決まった際には、人事制度を確認。

最近増加傾向にある”帯同休職”があるとわかり、その制度を使うのはアリだな~と思い人事に相談しました。

結論からお伝えすると、私はとりあえず会社の”休職”を選択しました。

”帯同休職”の制度は、基本的に配偶者が海外赴任することになった際に使用できる、ということで、休みのタイミングも人事との相談で決められました。

 

メリットで言えば、やはり自分の職をキープできることです。

あとは、こういった機会にしか取れないお休みでありますし、自己成長や経験を得るために活用するという考えもできると思います。(実際、私もそういった気持ちでとりました。)

 

しかし、意外と制度をとってみると将来のあらゆることについて考えておかなきゃなと思いました。

特に、休職を選択した場合、選択しない場合と比べてお金がかかることがあります。

 

例えば、、、

①企業の従業員である限り、休み中であれ社会保険料が発生する。

 社会保険料は企業と折半なので、本人負担分については特定の口座からお金が天引きされる。

→給与によって金額異なりますが、私の場合はざっくり1年ちょっとで70万円程度引かれることが分かりました。

→もちろん”企業の従業員”について支払い義務が生じるものなので、退職すれば支払う必要はないということです。そう考えると、今後のキャリアについてもう少し考えてから、休職するか否かを考えればよかったと思いました。

 

②住民税を自分で支払いに行く必要がある。

→これも、なかなかの出費です。こちらも支払う義務がありますが、支払い方法で問題が生じました。

→通常、企業が私の住んでいる市町村の役所へ「●●が休職する」という届け出を出すと、それまでにかかっている住民税を計算してくれるのですが、この休職届を出すタイミングが、企業によってばらつきがある(遅くなる可能性あり)ということ。また、役所側も休職届の受付を月の●日までに届けば処理する~みたいなことをやっています。

→渡英前ギリギリ(といっても1か月前)まで働いていた私の場合、結局、会社が休職届を出すことが遅く、役所の月一の処理にも間に合わず、私自身で手続きを完結することができない状況になってしまいました。

→なので、結局は母親に代理人として手続きを完了してもらい、母親が定期的に住民税を代理で支払うことになりました。

→市町村によっては、ネット経由で支払いができたり、口座引き落としができたりということもあるとのことですが、あくまで個別での対応になることが多いため、電話等で市町村に相談しておくと楽だと思います。(人事はこういう特殊ケースになかなか対応しないことがあると思いますので…)

 

③配偶者控除が受けられないことがある

→8月まで働いていたので、102万円のボーダーはとっくに超えており、配偶者控除は受けられません。

→また企業によっては、”配偶者手当”のようなものがある所もあるかと思いますが、そういった手当を受ける場合は配偶者が働いていないことが前提になることもあるかと思いますので、そういった会社の補助も受けられません。

→給与がなくなるなかで、補助も受けられない、となるとなかなか不安な気持ちは払しょくしきれませんでした。

 

④職種の転換の必要性、昇給が遅くなる

→あくまで個人的な経験ですが、休職の制度はあったものの、その制度を活用できる職種(限定職のような)に転換するよう人事に言われました。その職種を転換することで昇給カーブが緩やかになるのは歴然としており、将来的なコストはでかいなと感じました。(このご時世、今後どうなるかわからないところも勿論ありますので不確定要素満載ですが。)

 

そのほかにも、休職後、光熱費・カード利用料金の支払いに追われる等、お金のことを気にしたらキリがありません。

 

私自身、こういった環境の変化があって、英語を勉強しようと思って、帰国したら英語を使う仕事(転職)がしたいかも?(そうすると一部の金は無駄になるな…)と思うこともあります。

ただ、私の中で割り切ったのは、もしかすると将来出産とか子育てもあるかもしれない、と思うと、産休・育休制度がとれる今の会社に残るという選択肢を捨てなくてもよいのかな、と思うようにしています。(育休は、勤続年数●年以降の人に適用、といった規則を見たことがあったので、ちょっとそこは意識しました。勿論、企業によって制度は異なりますので一概に言えません。)

 

なにが正解かはわかりませんが、いろいろ情報を得て、考える時間が長いほうが自分の中で腑に落ちてくるロジックが組めると思いますので、特にこれから渡英を考える方がいらっしゃれば、準備の時間を大切にしていただきたいです!